国籍や言語を超えて


やっと夏休みに行った旅行のアルバム整理が終 わった。毎年楽しみに作っている物で、旅のあらゆるものを盛りこんだビジュアル旅行記に仕上げている。妻は「よくぞここまで」と毎年感心してくれる。写真 にコメントをつけるだけではなく、航空券からパンフレットの切りぬき、紙ナプキンに至るまで旅で集めた物は可能な限りレイアウトを工夫して全て貼ってしま う。夏の家族旅行に関してだけ作るのだが、1回につき2〜3冊になるので、このアルバムだけで相当な冊数になっている。それだけではなく、旅行記も文章で 仕上げる。A4サイズで20枚以上になるのだが、旅行記には会計報告もつけてある。旅行の楽しみは、計画の段階から、この旅行記とアルバムを仕上げるまで 続く。夏休みだけの旅行が、ほぼ1年間楽しめる。

さて、今年の旅行でもいろいろな国、言語、年齢 様々な人と友達になった。アジアのリゾート地域に行ったのだが、そこに滞在し、一緒に遊んでいたのはヨーロッパから来ていた人が多かった。イギリス、イタ リア、フランス、ロシア、オーストラリア、韓国、中国等。明るい太陽の下、人種、言語を超えて、子供のように、一緒にプールゲームをしたり、アーチェリー の点数を競い合ったり、ウィンドサーフィンを一緒に習ったりして楽しんだ。

ゲームは単純なものなのだが、それなりに皆真剣 にやる。勝っても負けても笑顔があふれている。サッカーのクラブチームのユニフォームを着たヨーロッパ人の子ども達に混じってダーツに参加。的を狙って投 げる間に子ども達は邪魔をしようと「I hate your shirt」などお互いに着ているユニフォームのサッカーチームの悪口など言っている。その乗りでマサイが投げる時は、タンクトップの背中に書かれた聖句 を大声で読んでいた。こちらの意図にまんまとはまってくれた。結局マサイは優勝。すっかり子供たちに仲間だと思われる。後日他のゲームで「あなたと一緒に 出ると勝てそうだから、一緒に出よう」、とここにいたヨーロッパの子供達にスカウトされた。

ある日のプールゲームでは2人1組になって横幅 33mのプールをウィンドサーフィンの大きいボードに乗って往復する。鵠沼の素人サーファー、マサイと奥様の2人組はその面子にかけて負けたくない。むき になってパドリングをし、ぶっち切りの優勝。そんな成果を皆が喜んでくれる。レストランでは話しかけに来てくれるし、翌日プールサイドにいると、「昨日は おめでとう」とヨーロッパ人の夫人が言いに来てくれる。

アーチェリーで共に競ったフランス人夫婦は、最初の射的であなたがたが1位になると思っていた、と声をかけてくれた(結局そのフランスカップルが1位で我々は3位だった)。

着ていた聖句の入ったTシャツを見て、オーストラリア人の子どもが寄ってくる。自分が教会学校で習ったことを教えてくれた。親も向こうで嬉しそうに見ている。仲間探しをTシャツがやってくれている。

息子の名前を聞かれてJOSHUA(義哉)だと 言うと、「クリスチャンか?」と嬉しそうに返答してくれたお父さん。現地人より真っ黒に日焼けした我々のことを「まさか日本人じゃないだろう」と言ってい た陽気なイタリア人の叔父さん。サングラスをしていたからか、我々のことをイタリア人だと思っていたやたらと明るい台湾のお父さん。息子もインドネシア人 のカメラマンと仲良くなっていた。

何故文化も生活も違う国の人たちとすぐに仲良くなれたのか、考えてみた。

平和なミニ世界がそこにあった。どこの国の人とでも笑顔で楽しさを共有できる。それが常にどこででも出来れば戦争など起きるはずがない。
国籍や言語を超えて皆で仲良く出来る世界になるように、心からお祈りしています。

ヨハネ13:34
あなたがたに新しい戒めを与えましょう。あなたがたは互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、そのように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。

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