母のために祈る


礼拝に行くのに息子と先に出たら、父から電話が あったと後から追いついた妻が言う。父から電話が来ることはめったにない。何のことかと歩きながら携帯でかけてみると、込み入った問題だからゆっくり話せ るようになったらかけなおせと言う。内容については何も言わない。妻に聞かれない方が都合が良いと言う。

昇進の時もそうだったが、何の件だか言ってもら わないと、考える事といえば悪い方向の事ばかり。マサイの両親はクリスチャンではない。昔寺に墓の土地を買ったまま放っておいたのがある。誰も入っていな いので墓石すらない。その問題だろうか。または母方の親戚に創価学会がいる。その問題か。両親は健康的には問題がなかったはずだ。父の妙に余所行きのよう な口調が気になってしようがない。

家に帰って電話をかけてみると、母の問題だとい う。下痢が続いているので、医者で詳しく調べてもらうように言ったらしい。今年の風邪はお腹に来る物もあるので、母はそのせいだと思っていたが、ちょっと 長く続いているので、内視鏡で調べてもらった。結果は3cmくらいの腫瘍が大腸に見つかった。内視鏡で切るには大きくなりすぎているので、手術しかないと いう診断。

父親の話を聞いてみると、町医者で診察したこと が気になっているらしい。はっきりした検査結果が出るまで2週間かかるというが、その間何もせずに待っているより、大学病院に行って調べてもらった方が良 いと考えている。悪性ではなくても、切除しなければいけないのだが、町医者では手術が出来ない。いずれにせよ他の病院に行かないといけない。父は普通に 喋っているつもりらしいが、声が緊張しているのが分かる。

母はもうガンだと思いこんでいるという。家系的 には1人もガンになった人はいない。母は4月に70才になる。お祝いをどこかでしようと考えていたところだった。去年から足の具合が悪くなっていて、食卓 でも座布団ではなく、低い椅子に座っている。母の母、マサイの祖母も同じように足が弱っていた。どこか似たところが出てきたように見ていたが、息子からす れば母は祖母、年をとってきて不思議はない。最初妻に聞かれない方がと言ったのは、妻が心配しないようにという父の配慮だったらしい。母の意見は逆で「敦 子はよく分かってくれるから話しても構わない」と言っていたという。電話を切った後、すぐに妻と一緒に祈る。夕食時には息子が祈ってくれる。

妻の母方に大学病院の先生がいるので電話で聞いてみる。大きな病院に行っても、やはり検査に2週間はかかるという。だから今の病院の結果を待って動いた方が結果的には早い。そう聞いて安心する。

父にそう電話で伝えて、母に代わってもらう。か かった先生はとても信頼出来る人なのだという。内科と胃腸科が専門だと聞いてマサイも安心する。内視鏡で見た時に最初は盲腸がただれていると言われ(こち らは大丈夫らしい)、そこから先に潰瘍があると言われたたらしい。ガンですか、と母が聞くと、そうですと答えたという。2週間後の検査結果を見て、悪性な らすぐ手術。そうでなくても手術をして取り除く事になる。東京の病院に紹介状を書いても良いが、通うのに大変だろうから、地元の大学病院か、市立病院を紹 介しましょうと言ってくれた。

母によると2月の始めに下痢が何日か続いたが、 その後は大丈夫だというし、体重も減っていない、食事も普段通りとれる、痛みは全くない、というので、専門家に言われた通り、結果を待って動くように話 す。父親は一箇所で言われた事をそのまま聞くのがいやらしく、もう一箇所で同じ検査をして、同じ結果が出れば信じると言っている。母も最初は心をしっかり 持って先生の診断を聞いて帰ってきたらしいが、翌日になって不安が沸いてきたという。マサイと電話で話して安心したと言ってくれた。

妻は早速祈りを甘いもの断食をもって始めてくれた。我々には主の癒しの御手という強い確信がある。祈りを持って母を支えて行きたい。聖霊様が働いて下さり、これを機会にイエス様の事を考えてくれるようになりますように。

詩篇41:3
主は病の床で彼をささえられる。病むときにどうか彼を全くいやしてくださるように。

ルカ6:19
群衆のだれもが何とかしてイエスにさわろうとしていた。大きな力がイエスから出て、すべての人をいやしたからである。

使徒4:30
御手を伸ばしていやしを行なわせ、あなたの聖なるしもべイエスの御名によって、しるしと不思議なわざを行なわせてください。


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