天の雨を注いで


梅雨が早く来たのか、最近雨が多い。息子は小学 2年生になって初めての遠足が5月に入ってあったが、最初の予定日は強風と雨の為順延、翌週の予備日は大雨の為順延。物干し竿には息子の作った大きなテル テル坊主が下がっている。3度目の正直の日も危なかったが、雨が降ってくる前に出かけて、帰ってくるまでなんとかもった。行かれただけ良かったが、ママは その都度早起きしてお弁当を作らなければならないので大変だった。

 

そして月末は運動会。最近は10月の体育の日近 辺ではなくて、新入児童が皆と早く仲良くなるようにと5月にやっている。しかし間が悪く台風4号がやって来た。台湾付近から偏西風の影響で見事に進路を北 東へ変え日本へ。四国あたりから上陸した。当日6時に起きた時はまだ降っていなかったが、7時前の天気予報が始まる前に降ってきた。幸いお弁当を作る前に 連絡網で電話が回ってきた。翌日に順延。一日のんびり出来たのだが、雨は降り続き、夜には台風特有の風も出てきた。このまま急いで通り過ぎてくれれば、水 はけの良いグラウンドなので明日は何とかなる。しかし明日も中止だと月曜日になる。そうなるとさすがにお父さんたちは見に行かれない。お弁当もグラウンド で親と一緒にというのではなく、各教室でということになってしまう。それでは折角のお弁当タイムも台無しだ。台風一過を期待して早く寝る。

去年楽しみにしていたサッカー大会は雨で中止 だった。ドッチボール大会は今にも降り出しそうな曇り。これはきっと誰か雨男、雨女がいるらしい。幼稚園の時はそんなことがなかったから、小学校で一緒に なった人の中にいるはずだ。犯人探しに熱中する。担任の先生かもしれない。そういえば去年はプールの日も中止が多かった。昔祖母の話によると、我が母親は 雨女だったらしい。確かに我々の結婚式にも雨を降らしてくれた。しかし今年は来ないと言うし、去年見に来た時は降らなかったから、雨女の効力も薄れたらし い。きっと他にいるに違いない。

翌朝は曇り。6時過ぎに息子の部屋からのぞく と、校庭ではトラックのライン引きをしている。天気予報では朝晩雨だが昼間は曇りになるという。喜んで支度をし、8時の開門時間前に場所取りのシートを 持って校門に並ぶ。息子が出る50m走のゴール正面に陣取ることが出来た。最前列に場所が取れたことを喜んでいたら、シートを敷いた直後に雨が降り出し た。これがしばらく降ったりやんだり。折角敷いたシートがびしょ濡れになる。

9時運動会開会。その後曇ってはいたが雨も9時 半には完全にあがって、無事に運動会のプログラムは進んでいった。子供たちは天気にかかわらず元気良く楽しそうだったし、父兄も参加演目の綱引きやダルマ 運びに興じていた。運営のほとんどは子供たちの手で行われ、皆きびきびと動いている。新1年生の面倒も6年生が見ているので安心だ。

終わった直後に細かい雨が降ったが、16時過ぎには昨日の雨からは想像も出来ない好天になる。始まりは雨ではらはらしたが、終わってみれば楽しい運動会だった。きっと雨男も雨女もいないに違いない。子供たちはこれで又一つ大きくなった。

わたしは彼らと、わたしの丘の回りとに祝福を与え、季節にかなって雨を降らせる。それは祝福の雨となる。(エゼキエル34:26)

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