感性を豊かに


小学一年生の息子は、映画の「スターウォーズ」が気に入っている。エピソード1・2、その前の4〜6三部作も日本語吹き替えで見た。ダースベイダーと息子 のルーク・スカイウォーカーのシーンを涙して見ている。映画と一緒にテーマ音楽も気に入ったようで、広大な宇宙の広がりを感じさせるテーマかけてくれとせ がむ。ジョン・スピルバーグやジョージ・ルーカス監督の映画音楽を手がけたジョン・ウィリアムスとボストン・ポップス・オーケストラのCDをかけてやる と、ステレオの前に座って聞いている。

マサイは見た映画ばかりなので、曲と同時に映画のシーンが蘇ってくる。さて、息子はどんな印象(イメージ)をこの音楽に持っているのだろう。スターウォーズ以外は見たことがない。早速学校から帰ってきた息子にいろいろ聴かせてママが感想を書き取っておいてくれた。

1. 未知との遭遇…遠くから何か怖いもの…雲と雷がやってきて真っ暗なの。…太陽が照ってきて天使が飛んでるの。…風で葉っぱが裏返しになって、サラサラってなってる。何かトリが飛んでるみたい、パタパタってね。広い野原みたいなところが見えるよ。
(雲と雷がやってきて真っ暗というのは、UFOがデビルスタワーにやって来る時。太陽が照って天使が飛んでるというのは、宇宙船が扉をあけた時の後ろの強い光と下りてくる宇宙人。最後の部分はUFOが飛び立っていくところか…。)

2. ミッドウェイ:マーチ…よ〜しこれから冒険に出るぞぉ〜って、「オー」って言ってるね。
(戦争ものだったが、この頃の戦争ものは勇ましい物が多かった。)

3. レイダース失われたアークのマーチ…ディスニーシーでかかっていた気がする。
(ディスニーシーのインディ・ジョーンズアドベンチャーに1回だけ乗せたことがあるのだが、覚えていたか。)

4. スターウォーズ帝国の逆襲・ヨーダのテーマ…何もかも終わって船に乗っている。草むらに虹がかかっている。スターウォーズと同じ気配がするよ。
(これはスターウォーズの曲だと知らずに聞いている。同じ気配とは…。)

5. 1941年:マーチ…行進して踊り出した。ポパイのポーズを取って歩き回っている(やってみせてくれた)。
(確かにジョン・ベルーシが無茶苦茶な戦闘機乗りに扮する明るい映画だった)

6. ジョーズ…恐竜が歩いてきて、花瓶が割れた。悪い兵隊がいっぱい出てきた。
(自分より大きな敵とその怖いイメージがあるようだ。)

7. スパイ大作戦(これだけ別CD。TVシリーズのテーマ)…仲間の泥棒を助けようとしている。誰かに襲われている人を助けようとしている。
(泥棒とまで言い当てるのには驚いた。音楽に緊迫感があるらしい)

8. ゴッドファーザー:テーマ…結婚式
(冒頭はコルネオーネファミリー3男の結婚式だった…)
感性の部分なのだが、音楽からイメージを受け取るのに、受け手の人数ほどに数々の受け取り方があるのかと思っていたら、音楽にはその映画のシーンを象徴 する働きがあるらしい。そこが映画音楽の素晴らしいところか。子供の音楽を聞く時に広がる世界は自由なのだけれど、イメージは的確だ。

ママの持った印象は… 
「子供ってすごい感性が豊か。大人になると先入観があって素直に受け取れなくなるでしょ。感性の部分の扉が閉じられてくるのよね。子供が持っている感性 を、気をつけて広げていってあげないとしぼむばかりだと思う。子供の今持っている感性をそのまま伸ばしてあげることが大切だし、大人になってもそこを大事 にして、その感性を養っていくことが大切。だって恵みって感性でしょ。イエス様の感性はものすごく素晴らしかったと思う。」

親の使命はたくさんある。
映画音楽に限ることではなくて、クラッシックも同じであると思う。寝る前に息子はモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」を口笛で吹いていた。

マタイの福音書
21:15 ところが、祭司長、律法学者たちは、イエスのなさった驚くべきいろいろのことを見、また宮の中で子どもたちが「ダビデの子にホサナ。」と言って叫んでいるのを見て腹を立てた。
21:16 そしてイエスに言った。「あなたは、子どもたちが何と言っているか、お聞きですか。」イエスは言われた。「聞いています。『あなたは幼子と乳飲み子たちの口に賛美を用意された。』とあるのを、あなたがたは読まなかったのですか。」

戻る