「地球環境について祈ります」


2020年東京オリンピック開催が決まった。前回はマサイ4才の時だった。父親の取材について行ってボート競技を見たと言われるが、全く覚えていない。細君はマラソンでアベベを見たと記憶している。今度の大会はしっかり覚えておけそうなので、今から楽しみである。
この大会期間は7月24日から8月9日までの予定である。同じく立候補していたドーハの開催については、暑さを不安視する声が多かった。IOCワーキンググループによる申請都市の評価にも、劣悪な気象条件とあった。しかしこの時期の日本の暑さは高湿度も加わって大変な時期になるにちがいない、と細君と話していた。
今年のその期間はどうだったかはまだ記憶に新しい。家の中も外もとにかく暑くて、動きたくない、ただ暑い午後が過ぎてくれるのを待っている、という厳しい印象だった。首都圏でも最高気温は40℃近くあり、30℃を涼しく感じるほど感覚が麻痺していた。最高気温が25℃以上を夏日、30℃以上を真夏日、35℃以上を猛暑日という、ということも覚えた。年々夏が暑くなっている。
日本生気象学会によると、2013年の7月24日から8月9日までの暑さ指数は、17日間で、警戒が1日、厳重警戒・激しい運動は中止が7日、残りの9日は危険・運動は原則中止だった。学会は気温が35℃を超えたら運動は原則中止すべきだという基準を示している。気温が30℃以下でも、湿度が60%を超えるなどの場合は、屋外では運動は原則中止としている。東京の平均湿度は7月が73%、8月が70%だった。こんな時期のマラソンや屋外での競技は人命に支障を及ぼす危険性もあるようだ。世界のトップアスリートの最高レベルのパフォーマンスを見る折角の機会なので、気候問題解決は重要なポイントだ。
国際連合の組織の一つ「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が9月27日に地球温暖化についての報告書を発表した。このままだと2100年までに過去20年の平均と比べて気温が4.8℃、海面は82cm上がるかもしれない、という。大雨や洪水が起こって農作物に被害が出ると、絶滅する種も出てきて、生態系に影響が出るおそれもあるらしい。サンゴが北上し、北方では今まで見られなかった魚が発見されている。既に生態系までもが変わってきている。
何がそうさせているのかということについては、IPCCの報告書の1回目は(人が温暖化を)「生じさせるだろう」ということだったが、前回は「可能性が非常に高い(90%以上)」になり、今回は「可能性が極めて高い(95%以上)」とトーンが上がった。二酸化炭素などの温室効果ガスは、地球を覆い熱を逃がさない役割がある。この温室効果ガスが増えすぎたことが温暖化の原因なのだが、人間は人類の発展のために競って、石炭や石油などのエネルギーを燃やし、大気中に二酸化炭素を増やしてきた。生活しやすくするための人間の活動が、人間の住みにくい環境を作ってしまった。
だからこの厳しい気候変化は地球が怒っていることの現れのように考えてしまう。特にこの夏は地球を作ってくださった神様の怒りでもあるような厳しさだった。ギラギラした太陽を眺めると、自然を破壊しすぎた人間に対して怒りの火がソドムのように下っているように思えて反省させられた。またゲリラ豪雨の日には、四十日四十夜、地の上に降った大雨とノアの方舟を思い出して、これまた反省させられた。ただもうあの時のように地を滅ぼすことはしないと言われていると考えながら、汗を拭き拭き日陰を選んで歩き、雨の通り過ぎていくのを屋根の下で待っていた夏だった。
2020年の夏に向けて東京は植樹、ヒートアイランド対策に赤外線を跳ね返す特殊塗料をアスファルトに付けるなど考えているようだ。新たに画期的な発明がされるのだろうが、人間が作ってしまった温暖化の原因を反省し解決をする時なのだ。クリスチャンアスリートの活躍を含め、オリンピックを楽しむためにも、地球環境について日々祈り続けていきます。

創世記
8:21 【主】は、そのなだめのかおりをかがれ、【主】は心の中でこう仰せられた。「わたしは、決して再び人のゆえに、この地をのろうことはすまい。人の心の思い計ることは、初めから悪であるからだ。わたしは、決して再び、わたしがしたように、すべての生き物を打ち滅ぼすことはすまい。

9:1 それで、神はノアと、その息子たちを祝福して、彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地に満ちよ。
9:2 野の獣、空の鳥、──地の上を動くすべてのもの──それに海の魚、これらすべてはあなたがたを恐れておののこう。わたしはこれらをあなたがたにゆだねている。
9:3 生きて動いているものはみな、あなたがたの食物である。緑の草と同じように、すべてのものをあなたがたに与えた。