この紋どころが目に入らぬか〜


英語の授業中、やることを早々に終えてしまったので、じゃあ家紋を描こうということになったのだが、うちの家紋は何だっけ?と息子が言う。まず、どうして英語の時間に?と思ったが、これが夕食時の楽しい話題になった。

家紋はどこの家にもあるものらしい。特に日本でずいぶん昔から家系、血統、家柄などのシンボルとして用いられてきた性格のものだ。日本だけで241種類、5,116以上の家紋があるらしい。

家紋は「源平藤橘(げんぺいとうきつ)」と呼ばれる源氏、平氏、藤原氏、橘氏といった強力な氏族が最も名を馳せていた時代、地方に移り住んだ氏族の一部が他の同じ氏族の人間と区別を図るため土地の名前などを自分の家名(屋号)とし、それが後の名字となった。家紋は家の独自性を示す固有の目印的な紋章として生まれ、名字を表す紋章としての要素が強い。(ウィキペディアより)

インターネットで調べてみると、名字で検索できる。鈴木姓だけでも鈴そのものが図案化されていたり、鈴なりに稔った稲穂を図案化したものであったりいろいろある。紋どころと言えば、ドラマでおなじみの水戸黄門の葵の御紋のように、それだけで別格を象徴できるものもある。

葬式の時に着る黒紋付などでしかお目にかからないので、もっと宗教色が強いものかと思っていたが、そうではないらしい。マサイも昔学校の宿題で調べたか、自分で聞いたかしたことがあったので、うろ覚えには家紋の名前を覚えていたが、この機会にと実家に問い合わせてみる。

早速父より返答メールが来る。母が家紋入りの着物を出して確認してくれたらしい。マサイ家は「丸に違い鷹の羽」、つまり丸の中に2枚の鷹の羽が“ぶっちがえ”の図。交差した羽は、前の方は右上から左下へ、後は左上から右下への図。母の実家は「下がり藤」、藤の花が下にさがっている図。調べたことを一生懸命送信しようとしてくれたらしい、

「送信しようとしたとたん、A から あ に変えてもひらがな入力ができなくなり、あわててリモートサポートサービスに助けを願い、2時間がかりで送信完了。良い勉強になりました。パソコンと長時間取り組んだのも久しぶりでした」有難いものだ。一生懸命教えてくれたことに感謝する。

調べた家紋からその由来、ルーツを逆に探ってみたが、全く別の名字に行き当たった。各名字共通というものではないらしい。

これを知ったからといって、これから自分のマークにして使って行くということはない。ただこういう日本人としての出自の記憶は、次世代につなげていかないとやがては風化してしまう。残念ながら細君の実家はもう知っている人がいないので分からない。今回の息子の質問は、調べて伝えて行く良い機会になった。

しかし今の我々の家紋は十字架である。これは世界中で共通の立派な家紋で、これを背負っていると思うだけで安心出来る。こちらこそ確実に次世代に伝えて行かなければいけないものである。

詩篇 24:6
これこそ、神を求める者の一族、あなたの御顔を慕い求める人々、ヤコブである。 セラ

エペソ人への手紙 2:19節
こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、今は聖徒たちと同じ国民であり、神の家族なのです。

月刊マサイで引用している聖書本文は、新改訳聖書第三版(©新日本聖書刊行会)を使用しています。
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