祈り合い、励まし合える


大変な夏休みが怒濤のように過ぎて行った。細君は竜巻みたいだったという。楽しく実り多い日々だったが、こんな夏休みは初めてだった。

以前のように海外旅行を計画出来るわけもなく、中学2年の息子の水泳大会を中心に我が家は回っていた。その息子の夏の予定は・・・

7月21.22日 全中(全国中学校水泳競技大会)予選会
7月29日 ジュニアオリンピック予選会
7月30日 神奈川県総体川崎ブロック中央大会
8月3日 職業体験
8月9〜15日 山梨県で全中の為の合宿
8月17.18日 県中学校総体
8月21〜23日 全国中学校水泳競技大会(福岡県 8/20から出発)
8月25.26日 市中学総体水泳
8月27日 前期授業再開
8月29日 ジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会(東京・辰巳)
8月30日 県中学新人戦

当然スイミングのトレーニングは毎日ある。朝晩2回という日も少なくない。息子は大会当日や前後の日を除いたわずかな時間で宿題をこなしていたが、休み明けにある期末テストの準備までは到底出来ない。

夏休み前までは日程表を前にして、どの大会も自己ベストが出せれば、と考えていたが、実際やってみると、大変なスケジュールだ。応援する親が倒れそうなのだから、選手はもっと大変だったろう。疲れもたまる。テンションを維持し続けている訳にもいかない。よくやった、よくがんばったと、息子や細君を誉め、家族3人とも倒れずにこの夏を過ごせた事を主に感謝する。

こういう問題や100分の1秒を競い合う状況は、なかなか他の人には理解してもらえなくて寂しい思いをすることが多い。同じように子どもが水泳をやっているクリスチャンがいれば分かり合えるのに、とかねてより思っていたら、この月刊マサイを読んで、奈良のクリスチャン、Sさんが春にお便りをくれた。子どもが同じ年であること、水泳をやっていて、スイミングクラブも同じであること、水泳を通してより深く神様と交わらせていただいていること、などの共通点を教えていただいた。一緒に分かち合い、祈り合い、励まし合えるようになれたら、また主が備えてくださったこの出会いを大切にしたい、という内容の嬉しいメールであった。

7月に奈良県の全中予選の結果をWEBで見ると、Sさんの息子さんの出場が決まっている。8月末に東京で開催されるジュニアオリンピックで会える事を楽しみにしていたが、少し早く福岡で会える事になった。

その福岡での全国中学校水泳競技大会一日目。Sさん一家は息子さんの出番が二日目、三日目だというのに、我が息子たちの出るメドレーリレーに間に合うように会場に駆けつけてくれた。会場内はごった返していたが、携帯のメールのやり取りで場所を教え合い、ご夫婦と挨拶をすることが出来た。文通相手と初めて会うような新鮮な感動があった。

親同士は大会期間中、競技の合間にいろいろ話すことが出来た。短い間だったが随分いろいろなことを話せたような気がする。アスリートの子どもを持つクリスチャンとして考えていることを共有出来たのは実に嬉しい。息子達の信仰について、進学について等、今後も祈り合える良い相手が与えられた。出番待ちの時間に会場の外で座って聖書を読んでいた奥様の姿が印象的だった。息子を通して我々も地境が広がっていく。

歴代誌第一 4:10
ヤベツはイスラエルの神に呼ばわって言った。「私を大いに祝福し、私の地境を広げてくださいますように。御手が私とともにあり、わざわいから遠ざけて私が苦しむことのないようにしてくださいますように。」そこで神は彼の願ったことをかなえられた。

Sさんは福岡から帰ってすぐ、東京にジュニアオリンピック出場の為に出てこられた。日本を西へ東へと、大変な遠征だ。辰巳の会場ではお互いの子どもの応援が出来たのだが、そんなジュニアオリンピックの最終日、新幹線で奈良に帰る前に奥様と選手の息子さんが登戸エクレシアの夕拝に寄ってくれた。我々も息子の大会が早く終わったので駆けつける。福岡で会うことができなかった選手同士はやっとここでご対面。これでどんな大きな大会に行ってもクリスチャン同士祈り合うことが出来る準備が出来た。マサイはこのクリスチャンの輪がもっと広がらないかと考えている。

マタイの福音書 18:20
ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。」

マサイが描いている夢は、国際水泳大会でクリスチャンの選手同士がレースの前後に祈り合うこと。コースロープの中はあくまでも一人ひとりの戦いであるから、お互いのベストのために祈り合い、レース後はお互いの検討を感謝の祈りでたたえあう。

レース前には個人個人がそれぞれ集中を高めている。この時に輪になって各国の選手が一緒に祈り合う。そして本番では神様の栄光を輝かす為に世界記録に向って力いっぱい泳ぐ。レース後はまた集まって感謝の祈りを捧げる。そんな光景が全世界に放映される。素晴らしい証し。主よどうぞ、我が息子やSさんのご子息を用いてください。

詩篇 115:1
私たちにではなく、主よ、私たちにではなく、あなたの恵みとまことのために、栄光を、ただあなたの御名にのみ帰してください。

ペテロの手紙第一 4:10
それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。

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